6月28日(金) 十角館とロートレックを読んだ!
不穏な表紙がとてもいい。
そして超~~おもしろかった。
ネタバレ避けたいのであとはなにも言わん。
表紙のとおり、舞台となる「十角館」が平屋なの、いいな。単純明快なつくりで嬉しい(某斜め屋敷を想像しながら)。
十角形の建物に十角形の部屋、十角形のテーブルに十角形のコーヒーカップ…。作中では「設計したやつは偏執狂」呼ばわりされてたが実際にあったら一目見てみたいなこんな館。とはいえ作中の大学生たちの立場ならわたしは絶対行きたくないが…(大学生たちは愚かなので行った)。
怖すぎるが、この十角館に行ってみたい。だれかこの館をつくってくれ。十角形の部屋に入ってみたい。
余談だが、ついこの間読んだばかりのDPZの爲房さんの記事を思い出してた。五角形の部屋でさえなかなかお目にかかれるもんじゃないよな。
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これもとてもおもしろかった…。
『ロートレック荘事件』を読む前、「未読のあなたは幸せだ。」というこの帯の写真に「これから不幸になります」と添えてブログでも書こうと思っていたが気付いたら読み終わっていた。
斜め屋敷の犯罪、占星術殺人事件、十角館殺人事件、と読んだばかりなので(三冊とも分厚い)、ロートレック荘のコンパクトさに驚いた。
今まで、本を読むのが苦痛だったので小説を読むときは短編や薄めの本ばかり選んできた。でも斜め屋敷や十角館のおかげで分厚い本を読むことに抵抗を感じなくなった。
というか、こんなに手の込んだミステリ小説なのにこんなに薄いのすごいな。224ページしかない。
(十角館 453ページ、占星術 512ページ。比べてどうなるものでもないが。)
次は筒井康隆『残像に口紅を』を読みます~~。
ミステリからは離れるがせっかくなので積ん読していた筒井康隆を。
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あと昨日の夜はめずらしくものまねの番組をみてた。
『コサキン・天海の超発掘!ものまねバラエティー マネもの』(長いな)というやつ。気付いたら始まって、一時間半まるまるみていた。録ればよかったなあ~~と思いながらみていた。
相当おもしろいのばっかだったけど「こういうふうに聞こえるベスト3」の榊原郁恵のやつが個人的にとても好き。おもしろかった。
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ポケモンの、いちごの蒸しパン。
とてもやさしい色をしているなあ………