6月23日(日) 『占星術殺人事件』を読んだ

島田荘司の『占星術殺人事件』を読んでいたらこんな時間になってしまった(朝5時)。といってもおおよそ二時間くらい前には読み終わっていたが。


テレビ(有田のおもてなす)観ながらとごはん食べながらなどで時間かかってしまったがバイトから帰ってきた夜10時頃から夜明け前まで夢中で読んでいた。
そして、読み終わった。クリア。解決。完。ちなみに謎解きに挑戦する気はハナからなかった。


今日の夜は、吉田秀彩が自宅に戻りました、という連絡を受けたところから読み始めたので、本の厚みから察するに全体の4割ほどをこの夜だけで読んだことになるっぽい。何度も読み返したところもあるが。


今日の昼間も数十分くらい読んだのち、バイトに行く時間になって家を出たがバイト先に着いてからも6、7分くらい時間があったので数ページ読んだ。先が気になって仕方ないので、わずかな空き時間だが今日はこんなふうにちびちび読んでた。


そうして読み終わったわけだが、いや~~~~~~~~~~~~~~~~おもしろかった!


冒頭のアゾートについての占星術うんぬんの文章を前にしたときはどうなることかと思ったが(わたしの気力が)。


ミステリーにしても探偵にしてもこの類いの本を読むのはこれがわたしにとって人生で二冊目になるわけです。一冊目は『斜め屋敷の犯罪』。つい数日前に読んだ。読み終わってすぐに占星術殺人事件を買いに行った。どちらも島田荘司。どちらも初心者でもこんなにたのしめてほんとうにすごい。たのしかった~~~~。



それから、この『改訂完全版 占星術殺人事件』(講談社文庫)に載っているあとがきの一文なのだが、「へえこんな世界もあるのか、面白かったな、と思ってくださったなら、ちょっと書くことも考えてみて欲しい。」という文章、とてもいいですね。この面白い本を書いた大人がこういうことを言ってくれるのは大きな勇気になるなあと思う。

ちょっと書くことも考えてみてほしい!!!!!「あなた自身も知らない、巨大な能力が潜んでいるかもしれないから」!!!!!!!!!!




あ、あと関係ないけど探偵の御手洗潔が頭のなかでどうしても『大逆転裁判』のシャーロック・ホームズになってしまう。よりによって大逆転裁判シャーロック・ホームズ。アノシャーロックホームズ。



f:id:lnoguchi:20190623134910j:plain


俳優でもなんでもいいからせめて日本人にしようとするんだけどどうしてもあいつがちらつく………